国、独立行政法人や地方自治体など公共機関から元請として受注するにあたっては、原則として「入札」に参加して発注案件を落札しなければなりません。

(1)入札の方式

  入札の方式には、「一般競争入札」「指名競争入札」の制度があります。
「一般競争入札」は、発注者が発注内容を工事して、入札に参加する希望する者を募って競争入札を行う方式です。

 これに対し、「指名競争入札」は、入札を希望する者の規模や能力、過去の施工実績などを基準に、あらかじめ入札希望者に順位付けや格付けを行って登録し、発注案件に見合った施工能力を有する事業者を数社選定(指名)し、入札への参加希望を確認し、参加を希望した事業者間で競争入札する行う方式です。

(2)「指名願い」とは

 官公庁等の公共機関が発注者となる建設工事の多くは、指名競争入札の方式が多く採用されています。指名競争入札に参加できるようにするためには、あらかじめ発注者の名簿に登録されることが必要です。

 この発注者の名簿に登録してもらう手続きを「入札参加資格登録」といいます。入札参加資格登録を済ませないと、指名競争入札の前提となる「事業者の選定(指名)」がかからないことから、指名参加資格登録の手続きは「指名願い」とも呼ばれています。

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杉村徹
杉村徹